FAQ

よくある質問です。みなさんの生活の役に立つ団体や、サービスなども紹介しています。

A.

まずは、一緒に働いている人や、監理団体・登録支援団体に相談してください。それでも解決しなかった場合は、さまざまな無料の相談窓口があります。
『法テラス』では、通訳と弁護士と3人で話すことができます。仕事、事故、借金から、災害に関することまで、相談内容にあわせて、日本の法律や専門家を無料で紹介してくれます。弁護士費用を立て替えてくれるサービスもあります。
『ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY』では、トラブルだけでなく、生活についても相談ができます。
『東京労働局』では、誰でも電話で仕事についての相談ができます。
『法務局』では、誰でも電話・メールなどで人権についての相談ができます。
外国人介護者は、『国際厚生事業団』に電話・メール・Facebook・LINEで相談ができます。
技能実習生は、『外国人技能実習機構』に電話・メールで相談ができます。
また、住んでいる地域によっては、都道府県や市区町村の「役所」や、「国際交流協会」に相談窓口がある場合があります。

A.

日本では、母国語を使える病院が少ないので、できるだけ日本語を話せる人と一緒に病院へ行ってください。もし誰もいなかった場合は、『AMDA国際医療情報センター』では、母国語が使える病院を探したり、通訳をしてくれる電話のサービスがあります。
病院へは「健康保険証」を持っていってください。「在留カード」や「パスポート」など身分証明書も必要です。アレルギーや飲んでいる薬、宗教上の理由で生活や治療に制限がある場合は、事前に看護師に伝えましょう。

A.

日本語がうまくなるには、書く、読む、聞く、話すことを通して、毎日くり返し使うことが大事です。ぜひ、積極的に書いたり、話したりしてみてください。
日本語だけでなく、介護や日本文化についても同時に学ぶことができる『日本語でケアナビ』『にほんごをまなぼう』『MARUGOTO』などのウェブサイトがあります。

A.

ゴミをわけて捨てたり、使い終わったトイレットペーパーをトイレに流すなど、みなさんの母国と違う生活のルールがいくつかあります。
日本の生活情報については、『多言語生活情報』『外国人生活支援ポータルサイト』『Handbook for Learning Japanese and Life in Japan』などのウェブサイトがあります。

A.

仕事中の礼拝や、ヒジャブ(Hijab)を被ってもいいかなどは、施設によります。ただ、日本の介護施設には、それぞれの宗教や文化を尊重することが求められています。
宗教や文化の違いに理解のある施設も増えてきているので、募集や面接のときに、条件や環境をしっかり確認することをおすすめします。

A.

日本では和食だけでなく、いろいろな国や地域の料理を食べることができます。母国の食材が買えるスーパーや、オンラインショップを使って、自分で料理をつくる人も多いです。
スーパーやコンビニエンスストア、レストランでもさまざまな選択肢があるので、自分にあった食事を見つけられると思います。

A.

給与は施設ごとに違いますが、介護職員の1か月の平均給与は181,220円という調査結果が出ています。そこから「社会保険料」「所得税」「住民税」が引かれた金額のなかから、家賃、電気・ガス・水道などの光熱費、Wi-Fi代、食費などの生活費を支払うことになります。
このウェブサイトに出てくる先輩たちに聞くと、家族への仕送りは3〜6万円くらいが多いようです。みなさんの生活と無理のないバランスを見つけてください。

A.

日本は、自然災害の多い国のひとつです。地震・津波、台風、大雨・洪水、大雪、土砂災害など、さまざまな危険があります。
こうした災害情報は『気象庁』が発表するので、インターネット・テレビ・ラジオからチェックしてください。また、災害情報を教えてくれるアプリもたくさんあります。
普段から防災対策をして、いざというときには落ち着いて行動できるようにしましょう。