日本はどんな国?日本で介護の仕事をするには?
日本の基本的な情報や、介護の仕事をするための4つの在留資格などを紹介します。
東アジアで一番大きい島国です。面積は世界で約60番目に大きいです。日本と同じくらいの広さの国は、アジアではベトナムやマレーシア、ヨーロッパではドイツなどです。北海道、本州、四国、九州、沖縄という5つの島のほか、6,800以上の島があります。
日本の人口は、2008年には1億2,808万人でした。いままでで一番多かったです。そのときから減っています。2019年は、15~64歳の人が全体の約60%でした。65歳以上の人が約28%でした。世界で一番高齢者の割合が高いです。※2
日本語では、「漢字」「ひらがな」「カタカナ」という3種類の文字を使います。「ローマ字」を使うこともあります。また、話し言葉は、地域によって方言があります。
コインが6種類、紙のお金が4種類あります。1USドル=約110円(2020年2月)です。都会の駅やお店では、電子マネーが使えるところも増えてきています。
日本の文化のなかには、正月に神社や寺院に行く「初詣」、先祖や亡くなった家族のために祈る「お盆」、クリスマスなどがあります。神道、仏教、キリスト教などいろいろな宗教文化が混ざっています。生活のなかで宗教を意識しない人も多いです。
日本は、民主主義を大切にする国です。政治は、国民が選挙で選んだ議員が、国民の代わりに行うことになっています。日本の憲法には、「国民主権」「基本的人権の 尊重」「平和主義」が書かれています。
日本は南北に長いため、地域によって気候はいろいろです。ただ、温帯の地域が多く、春・夏・秋・冬の4つの季節の違いがはっきりしています。天気は、冬は日本海に近いほうでは曇りや雪、雨の日が多く、太平洋に近いほうでは晴れの日が多くなるなど、地域によって違いがあります。
日本に住んでいる外国人も、働いている外国人も、だんだん増えています。外国人の国籍は中国、ベトナム、フィリピンが多いです。また働いている外国人の仕事の種類は、製造業が一番多いです。医療・福祉分野で働く外国人は全体の1.8%で、まだまだ少ないほうです。